瘀血対策 血を作り巡り良く

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先週までクーラーをつけていた沖縄🏝️。
今日の気温は、16-22℃くらいで、昨日からマイナス8℃もあるようで寒暖差で体調おかしくなってしまいますね。
内地のニュースでは、雪⛄の話題が出ていて、寒そうですね。毎年、この時期は、ホントに、日本は南北に長いなぁっと思います。

気温が下がると、瘀血対策のご飯を考えます。瘀血を持っていないコでも、寒い時期に瘀血対策をすると良いようですよ🎶
少しでも参考になれば幸いです💞

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瘀血ってどんな状態?
「瘀血(おけつ)」という言葉を聞いたことはありますか?中医学では、血の巡りが滞って、体の中で淀んでしまった状態を瘀血と呼びます。血液がスムーズに流れず、体の隅々まで栄養が届かなくなると、様々な不調が現れてくるんです。

愛犬に瘀血の兆候が現れると、どんな症状が見られるでしょうか。皮膚がくすんで艶がない、被毛の色が薄くなる、爪が弱い、舌が紫っぽい、冷えやすい、古い怪我の痛みが残る、関節がこわばる、できものができやすいなど。これらは血の巡りが悪くなっているサインなんですね。

瘀血を改善するには、2つのアプローチが必要です。一つは「血を作ること<補血>」。血が不足していると、そもそも巡らせる血がありません。もう一つは「血の巡りを良くすること<活血>」。せっかく血があっても、流れが悪ければ体の隅々まで届きません。

今回ご紹介する食材は、この2つの働きをバランス良く持っています。血を作り、巡りを良くすることで、愛犬の体を内側から元気にしてくれる頼もしい食材たちなんですよ。
※冬の季節には「腎」を補う食材が良いとされます。腎機能をサポートする「補腎」「益腎」の食材についても記載します。

<補血>牛肉は、中医学薬膳の世界で最も優れた補血食材の一つです。良質なタンパク質と鉄分が豊富で、血液の材料をしっかり補給してくれます。温性の性質があるので、体を温めながら血を作り出すんです。貧血気味の愛犬や、体力が落ちている子には特におすすめ。

<補血>牛レバーは、補血効果がさらに高い食材。肝臓そのものなので、血を貯蔵する「肝」を直接サポートしてくれます。鉄分、ビタミンA、ビタミンB群が非常に豊富。ただし栄養価が高すぎるので、少量を定期的に与えるのがポイントです。 

<補血>人参は、β-カロテンが豊富で補血効果に優れています。甘味があって消化もしやすく、脾の働きを高めることで血を作り出す力をサポート。平性なので体質を選ばず、日常的に取り入れやすい野菜です。

<補血>+<活血>+<益腎>仕上げとして黒豆茶を合わせています。黒豆は血を補い、血の巡りを良くする優秀な食材。お茶として取り入れることで、体に優しく浸透します。また、腎の機能を補い、生命エネルギーを増やすので、冬の時期に取ると良い食材です。

<活血><補腎>白米と黒米を組み合わせています。黒米は、血の巡りを良くする穀物です。白米に少し混ぜて炊くだけで、簡単に取り入れられますよ。また、こちらも、腎の機能を補い、生命エネルギーを増やすので、冬の時期に取ると良い食材です。白米は消化が良く、体のエネルギー源として基本になる存在です。

<活血>菜の花は、血の巡りを良くする力に優れています。辛味が気を巡らせ、それに伴って血の流れも良くなるんです。温性の性質もあるので、冷えによる血行不良にも効果的。瘀血を改善する<化瘀>という効能を持っています。

<補血>パセリは、涼性でありながら、血の流れを促進します。小さじ1杯程度を細かく刻んで食事に混ぜるだけで、効果が期待できます。栄養価も高く、ビタミンやミネラルが豊富なんです。

<補腎>カリフラワーは、脾と胃、そして腎に働きかける野菜。消化機能を高めながら、筋骨を強くする作用があります。体全体のバランスを保つのに役立ちます。

もずくは、<化痰>という効能を持っていて、体の中に溜まった余分な水分や粘液を取り除く働きです。寒くなると、体に溜め込もうとするので、体の余分なものを外に出しながら、巡りを妨げないよう整える役割を担います。

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いろいろな色のカリフラワーが売っていました😊

菜の花は、シュウ酸があるので、別茹でして茹で汁は捨てます。

パセリもシュウ酸があるので、細かく切ってから、お水につけてから使います。

牛レバーと牛ハツです。こちらも下処理(別茹でして茹で汁は捨てています)してから使って

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