雨水を迎える愛犬のための、脾を守る過ごし方と食事

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2026年2月19日は雨水。雪が雨に変わり、大地が潤い始める季節です。中医学では、湿気が増えるこの時期、脾を守ることが大切とされています。

雨水は、二十四節気のひとつで、立春の次に巡ってくる節気です。雪が雨に変わり、氷が解けて水になる頃を指します。まだ寒さは残っていますが、空から降る雪が雨へと変わり、春の訪れを感じさせる季節なんですね。

この時期になると、日差しが少しずつ強くなり、草木が芽吹く準備を始めます。大地が潤い、春へ向けてエネルギーが動き出す大切な時期。自然界では、冬の間に凍っていた土が柔らかくなり、種が水分を吸収して発芽の準備を整えます。

中医学では、雨水の時期から湿気が徐々に増え始めると考えます。雨が降る日が増え、空気中の水分も多くなってくる。この湿気が、体にも影響を与えるんですね。

気温の変化も大きい時期です。暖かい日があったかと思えば、急に冷え込む日もある。三寒四温という言葉があるように、寒い日が三日続いた後、暖かい日が四日続く、というように気温が上下します。この変化に体がついていけず、体調を崩しやすいんです。

愛犬の体も、この季節の変化を敏感に感じ取っています。冬の間にじっと蓄えていたエネルギーを、少しずつ外へ向けて発散し始める時期。でも、まだ完全に春ではないので、無理は禁物。雨水の時期は、冬から春への移行期として、丁寧なケアが必要な季節なんです。

雨水の時期に最も大切なのは、湿気から体を守ることです。

湿気が増えるこの時期、体内にも湿気が溜まりやすくなります。湿気が溜まると、体が重だるくなる、食欲が落ちる、軟便や下痢が続く、皮膚がじめじめする、といった症状が現れます。

まず、生活環境を整えましょう。雨の日が増えるので、室内の換気をこまめに行い、湿度が高くなりすぎないよう注意します。除湿機やエアコンの除湿機能を活用するのも良いですね。愛犬の寝床も、湿気がこもらないよう、定期的に干したり洗ったりして清潔に保ちましょう。

散歩は、雨の日を避けて、晴れた日に行くのが理想的。どうしても雨の日に散歩する場合は、帰宅後しっかりと体を拭き、特に足の裏や指の間の水分を取り除いてください。湿ったままにしておくと、皮膚トラブルの原因になります。

気温の変化にも注意が必要です。暖かい日に薄着で過ごした後、急に冷え込むと、体調を崩しやすくなります。朝晩の気温差が大きいので、散歩の時間帯によって服の調整をしてあげましょう。ただし、日中暖かくなったら、室内では服を脱がせて、体を締め付けないようにすることも大切です。

体を動かすことも重要。冬の間に運動量が減っていた愛犬も、この時期から少しずつ活動量を増やしていきます。ただし、急激な運動は避け、徐々に散歩の時間を延ばしていくなど、無理のない範囲で。

消化に良い食事を心がけることも大切です。湿気が体に溜まると、脾胃の働きが弱まり、消化不良を起こしやすくなります。脾を守る食事が、この時期の養生の鍵になるんです。

中医学では、季節と五臓が深く関係していると考えます。雨水の時期は、まだ冬の「腎」の影響が残りながらも、春の「肝」へと移行していく過渡期。そして、この時期に特に注意が必要なのが「脾」なんです。

脾は、食べ物を消化して、そこから気や血を作り出す大切な臓器。中医学では、脾は湿気を嫌うとされています。湿気が増える雨水の時期、脾の働きが弱まりやすいんですね。

脾が弱ると、食欲不振、消化不良、下痢、軟便、お腹の張り、体の重だるさ、といった症状が現れます。湿気が体に溜まると、さらに脾の働きが低下し、悪循環に陥ってしまいます。

また、五行の関係から見ると、春は「木」の季節で、肝が「木」に属します。雨水から春分にかけて、肝の働きが徐々に活発になっていきます。

つまり、雨水の時期は、湿気の影響と、春に向けて肝が強くなることの両方から、脾が弱まりやすい。だからこそ、脾を守り、強化することが、この時期の養生の要なんです。

脾が健やかであれば、湿気を処理する力も高まり、体内に湿気が溜まりにくくなります。また、脾が強ければ、肝が強くなっても、バランスを保つことができます。

腎との関係も重要です。冬の間に腎がしっかりとエネルギーを蓄えていれば、春に向けて肝に栄養を与えることができます。冬の養生が不十分だと、春になって不調が出やすくなるんですね。

雨水の時期は、脾を中心に、五臓全体のバランスを整えることが大切です。

雨水の時期におすすめの食材は、脾を補い、湿気を取り除く働きを持つものです。

まず、脾を補う食材。山芋は脾を補う代表的な食材で、消化を助けながら気も補ってくれます。

かぼちゃさつまいもも、甘味があって脾を養います。

鶏肉は、温性で脾胃を温めながら気を補います。

湿気を取り除く食材も重要です。はと麦は、湿気を取り除く代表的な食材。

小豆も利尿作用があり、体の余分な水分を排出してくれます。

大根は、消化を助けながら、湿気も取り除いてくれます。

春に向けて、肝を養う食材も取り入れ始めます。セロリは、肝の気の巡りを良くし、イライラを鎮めます。

春菊も肝を整え、気の流れを改善します。

ただし、春の食材は、気を上に昇らせる力が強いので、まだ雨水の時期は控えめに。脾を守ることを優先し、春の食材は少しずつ取り入れていくのが良いでしょう。

生野菜や冷たい食事は、脾を冷やし、湿気を溜めやすくするので、避けましょう。常温か温かい食事を基本に。

食事の量も適度に。食べすぎは脾胃に負担をかけます。腹八分目を心がけ、消化しやすい状態を保ちましょう。

雨水は、雪が雨に変わり、大地が潤い始める季節。

湿気が増え、気温の変化も大きい、体調管理に注意が必要な時期です。


脾を守ることを中心に、湿気から体を守り、消化の良い食事を心がけましょう。

山芋、かぼちゃ、さつまいも、鶏肉で脾を補い、はと麦、小豆、大根で湿気を取り除く。


冬から春への移行期である雨水の時期を、丁寧に過ごすことで、愛犬が健やかに春を迎えることができます。

季節の変化に寄り添った養生が、愛犬の心と体を優しく整えてくれるんですね。

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