冬の養生

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冬の養生は「腎を補い、冷え対策をして、ゆったりと過ごす」ことが基本です。黒い食材や温かいご飯を取り入れ、生活環境を整えることで冬を健やかに過ごせます。

   冬は「腎」を養う季節

中医学では、冬は「腎(生命エネルギーの貯蔵庫)」が最も影響を受ける季節とされます。腎が弱ると、老化の進行、足腰の弱り、免疫低下につながります。冬は腎を養う黒い食材(黒豆、黒ごま、昆布など)や、体を内側から温める食べ物が有効です(※温めすぎに注意)腎を意識した食材を少し加えることで、寒さに強い体づくりができる。

   体を冷えから守ることが重要

冬は外気の寒さが「寒邪」として体に入り込みやすい時期です。冷えは消化機能を弱め、気血の巡りを滞らせるため、胃腸トラブルや関節痛を引き起こすことがあります。床の冷えや散歩中の冷たい風も影響するため、マット・服・湯たんぽなどで保温する工夫が必要です。食事は冷たいトッピング(生野菜・冷水)を避け、温かいご飯が理想です。

   エネルギーを蓄え、動きすぎない生活


冬は自然界がエネルギーを内にしまい込む「蔵」の季節です。過剰な運動や夜更かしは腎精を消耗し、体力低下を招くおそれがあります。犬にも休養が必要で、散歩は短め・日中の暖かい時間に行うのがおすすめです。ゆっくりした生活リズムが免疫を高め、春への体調準備になります。

節気名よみがな開始日(目安)
立冬りっとう11月7日頃〜
小雪しょうせつ11月22日頃〜
大雪たいせつ12月7日頃〜
冬至とうじ12月22日頃〜
小寒しょうかん1月5日頃〜
大寒だいかん1月20日頃〜

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