春の季節の食養生食材として「肝」を補う「ピーマン」をご紹介します。
二十四節気(にじゅうしせっき)では、清明(せいめい)の時期となります。
沖縄では、清明祭(シーミー)がありますね。「ウサンデー」して来たでしょうか?
ピーマンの効能は、主に4つあります。
1つ目は「理気(りき)」で、気の巡りを良くして機能を回復させる。
春はストレスにより自律神経のバランスが崩れやすい時期でしたね。
ストレスで気が停滞すると、血流も滞り、血圧が上昇したり、体内の栄養をうまく運べない状態になります。
2つ目は「除煩(じょはん)」で、イライラを改善すること。
イライラを取り除く事で、精神不安、不眠などを改善します。
夜ウロウロして寝れないコ等にも良いです。
3つ目は「平肝(へいかん)」で、肝の気を整えること。
こちらは、セロリと同じで、イライラして外の音にわんわんしているコ等に良いです。
4つ目は「和胃(わい)」で、脾胃の働きを整えること。
胃の働きを整える事で、食欲不振等にも良いです。
ピーマンには、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
赤パプリカには、ベータカロテンやビタミンCが多く、血流をよくしたり肌トラブルの解消に良いです。
また、抗酸化作用があり、免疫力を高め、ガン、老化を予防する効果も期待されています。
【調理方法】
食べやすい大きさに切り、煮るか蒸す。
※赤ピーマンや、パプリカも同じ効能になります。


週刊かふう2025.04.11号に掲載
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