今日は、私が薬膳を勉強して、1番大切だなぁっと感じている「胃腸(脾)を元気にする」という事についてです☺️
食材の効能で「健脾(けんぴ)」という効能があります。
健脾という効能は、「消化吸収の機能を高めて、胃腸(脾)を元気にする」という意味です。
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胃腸(脾)の機能が低下すると、食べた物をうまくエネルギーに変えられず、さまざまな不調が起こりやすくなります。
胃腸(脾)が弱ってしまうと、「食欲不振」「下痢や軟便」「お腹の張り」「オナラが多い」等の症状が出る事があります。さらに、栄養の吸収が悪くなるため、毛艶が悪くなったり、疲れやすくなったり、やる気がなくなったりすることもあります。また、胃腸(脾)は水分代謝も調整しているため、むくみやすくなったり、よだれが多くなったりする事もあります。
慢性的に胃腸(脾)が弱いわんこさんは、食べても太りにくい、または逆に水太りしやすいという特徴も見られることがあります。
「健脾」が大切な理由は、胃腸(脾)が全身の健康の土台となっているからです。
どんなに良い食材や薬膳を与えても、脾の働きが弱いと十分に吸収されず、効果を発揮することができません。
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健脾の効能によって胃腸(脾)の働きが改善されると、消化吸収能力が向上し、食べ物から効率よく栄養を取り込めるようになります。その結果、全身に十分な栄養が行き渡り、免疫力の向上、毛艶の改善、活力の回復などが期待できます。
また、胃腸(脾)は「気血の源」とも呼ばれており、体を動かすエネルギーである「気」と、栄養を運ぶ「血」を作り出す重要な働きも担っています。健脾することで、根本的な体力向上につながります。
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はなちゃんも、薬膳ご飯を食べる前には、軟便や下痢が多く、整腸剤と下痢止めを手放せなかったですね。
そして、臭いオナラも多かったです。そして、何より、アレルギー食材がありました。
なので、薬膳ご飯を始めた頃には、この「健脾」という効能を持っている食材を意識して取っていました。
今でも、通年で気にしています(笑)
アレルギー食材があるわんこさん、多いですね…
それが、今では、アレルギーに反応する食材は、ほぼほぼ無しなんですよ☺️
アレルギーで、なかなか、食べられる食材がない。下痢、軟便が多い等の症状がある場合、この「健脾」という効能を持った食材を意識してみるのも良いと思います。
今日の食材で、「健脾」の効能を持った食材は、以下です。
黒米、ハトムギ、黒豆、かぼちゃ、茄子、牛肉
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また、ハスの実も「脾を補う」効能、通年で意識する「補腎」がありますので、定期的に取っています☺️



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